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BizDev十人十色

BizDevの始まり

現在、アカリクでは文部科学省の委託事業として『ジョブ型研究インターンシップ推進事業』の立ち上げ・運営をしています。
プロジェクトが始まってメンバーも固定されてしばらくは仮称のグループ名で動いていたものの、対外的に・社内的にも「そろそろ正式名称を考えないといけないね」という話が出てきた。(具体的には、名刺が作れないとか、自己紹介がしにくい、いつまでも(仮)が着いたチーム名が組織図に残っている、など)
そこで、自分たちが日々やっている仕事はなんなのか、色々な記事や求人を参照したり、考えたりしたところ、「これってもしかしてBizDevでは?」と気づいて、そこからは自分たちの仕事内容をBizDevと定義しています。今取り組んでいる『ジョブ型研究インターンシップ推進事業』は公的な教育プログラムとしての側面が強いため、世の一般的なBizDevとはやや異なるものの、「事業未満のものを事業にする」(※)という基本は変わらない。
(※キャリア関係の記事とかでいろいろ語られています。例えばこちら。)
定義がある程度決まったところで、チームメンバーから「何を勉強すればいいですか?」と聞かれることもあり、自分たちのジョブディスクリプションとはなんなのかを考えるためにいくつかの会社の求人を調べてみたところ、なんとなくタイプ別に別れているような印象を受けたのでまとめておきました。

BizDevは企業によって様々な定義がある

いろんな記事で「BizDevは企業によって様々な定義がある」という風に言われているので、じゃあ実際にどう定義されているのか、検索でヒットするジョブディスクリプションをいくつか調べてみたところ、事業体やフェーズによって本当に様々なものが見つかった。なんとなく以下の5タイプがある印象を受けました。
  • ファイナンス型
  • オペレーション型
  • アライアンス型
  • グロース型
  • プロダクト型
ただ、仕事内容がガラッと変わるかといえばそうではなく、基本的なミッションや方向性は大きく変わらず、どの会社でもBizDevは幅広い仕事内容を担当している。タイプ別と言ってみたものの、カテゴライズできるほど違いがあるわけではなく、フェーズや事業内容によって求められるものが移り変わるものなのかもしれない。なお、『新規事業開発』はそれはそれで0→1の属性が強くなり、少し趣が違うところもあり、ここでは別カテゴリグループとしたい。

タイプ別のBizDevジョブディスクリプション

アカリクのBizDev

色々みて、じゃあ自社のBizDevとはなんぞやというとあまりにも特殊性があって、恒常性があるものではないので言語化は難しいが、少なくとも『ジョブ型研究インターンシップ推進事業』については「公共事業性」と言うのが一つの特徴でもしかしたら上のどのカテゴリにも当てはまらないかもしれない。具体的には関わるステークホルダーの数が多い。それだけに難しいところも多いが「社会課題解決」「未来を創る」という視点にどこよりも近い非常にやりがいがある仕事ではある。まだジョブディスクリプションを書いてポジション募集するフェーズではないものの、そうなったらとても面白い立ち位置になるかもしれない。